アップヘア

身体の中から働くアンチエイジングケア

年齢を重ねてきますと、どうしても老化は防ぐことができません。
しかし、食事の内容や生活習慣によって老化の進み方は異なりますので、同じ年齢でも個人差が出てきます。
アンチエイジングに気を使っている人の場合には、外見上も身体内部も年齢よりは若々しくなります。

老化の原因として考えられているものには、いくつかあります。
ひとつは、活性酸素やフリーラジカルと言われる物質によって細胞が傷つけられ、その修復が間に合わなくなることで、細胞が老化するというものです。
これは、年齢とともにホルモンなどの分泌が少なくなることも相乗的に作用していますが、生活習慣などの改善によってある程度は抑えられます。

もうひとつは、精神的なもので、自身が歳をとってしまったと思い込んでしまいますと、やはり老化が進みやすくなります。
それでは、身体の中からアンチエイジングをするにはどうした良いのかと言いますと、食事、運動、睡眠がポイントになります。
食事によるアンチエイジングは、少食が基本で、野菜や果物を多く摂り、炭水化物や砂糖などの肉体労働をする時に摂るようなものを控えめにすることです。

また、乳酸菌の入っているヨーグルトなどは、腸内環境を改善しますのでアンチエイジングには効果的です。
次に運動ですが、歳をとって激しい運動は体に悪いですから、適度な運動を心がけることでしょう。
毎日習慣としてウォーキングなどをすれば良いのですが、あまりきっちりと考え過ぎますとかえって精神衛生上良くありませんから、週に二、三回位でも良いですから間を空けないで行います。

睡眠は、体の再生にとって必要なものですから、寝不足はアンチエイジングにとって大敵です。
特に、寝入りばなの数時間は、新陳代謝を促す成長ホルモンが分泌される貴重な時間ですし、その後の睡眠中に体の修復が行われますので、睡眠時間は6時間程度はとりたいものです。
精神的なものでは、あまり細かいことを気にせずに、おおらかに考えることでしょう。
できるだけ若い人と付き合うことも精神的に歳をとらない一つの方法です。