大豆は、アンチエイジングに効果のある食材の一つです。
大豆は、豆のまま煮たりして食べることもありますが、納豆をはじめとして味噌、醤油などの発酵食品の素材としても使われます。
発酵というものは、微生物が大豆などの食材に繁殖することで食材の成分が変わってしまうことを言いますが、例えば、物が腐る(腐敗する)ことと原理的には変わりません。

ただし、発酵食品は、人が食べることで体に有用な食材ですから、この点が腐敗と違うところです。
納豆は、大豆の発酵食品としてよく知られていますが、これは、大豆を納豆菌という微生物で発酵させたもので、主に東日本で生産、消費されています。
外見は、豆が糸をひいてネバネバしていますので一見腐っているのではないかとみられ、関西以西の人は、あまり食べないといわれています。

しかし、その成分は、炭水化物、脂肪、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどが豊富かつ、これらがバランス良く入っていますので、アンチエイジングに効果のある食材としてよく知られています。
話は変わりますが、納豆はネバネバしていて慣れない人では気持ち悪いようですが、このようなネバネバしている食材がアンチエイジングに効果があると言う説があります。
例えば、発酵食品ではありませんが、ネバネバしている食材にオクラがあります。

実は、このオクラがアンチエイジングに効果のある食材です。
オクラのネバネバしている元はペクチンという食物繊維で、腸の中で栄養の吸収を穏やかにする効果や腸内環境を整える効果があります。
その他にもムチン、ベータカロチンなどの細胞の活性化を促したたり、抗酸化作用のある物質も含まれていますので、アンチエイジングにはとても良く効く食材です。
ここであげた二品は相性が良いですから、両者を混ぜて食することでアンチエイジング効果が倍増します。
また、二品ともどこでも手に入れやすいですし、価格が手頃で常食としても家計にあまり響かないところも良い点です。