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ウコン茶はアンチエイジングにも良い?

お酒をよく飲まれる方は飲む前にウコン茶を飲む方が多いと聞きます。
飲む後にも肝臓のためにウコン茶を利用されている方がいます。
このウコンというのは中国やインドなどで昔から生薬として利用されてきました。
効能としては肝臓の強化が有名ですが、その他にもさまざまな効果を持っています。
ウコン茶はアンチエイジング世代にも効果的な働きがありますので、その効能を知り、生活に役立てていきましょう。

ウコン茶には肝臓の働きを強化するという効果がありますが、これはクルクミンという成分の働きです。
クルクミンが肝臓の機能を向上させ、お酒を分解する能力を高めることで二日酔いを改善する効果があります。
また、アルコールの分解によって疲労した肝臓の回復をサポートする成分でもあります。
肝臓は解毒、代謝、エネルギー産生を行う働きものですから、肝臓の機能を向上させることはエネルギーを強化し、アクティブな毎日を送るためにも重要な事なのです。
アンチエイジング世代は疲労しやすいという悩みをお持ちの方も多いので、ウコン茶のクルクミンが役立ちます。

ウコン茶の成分にはクルクミンのほかにアズレン、フラボノイド、クルクメン、シオネールなども含まれています。
アズレンは胃潰瘍や胃の炎症を改善する効果があります。
シオネールも胃を丈夫にする成分です。
クルクメンは細胞の活性化などによって発がん予防となりますし、フラボノイドは血管に作用します。
年齢を重ねると血管も弱くなっていきますが、コレステロール過多など脂質異常が継続すると血管が硬くなったりもろくなったりします。
血管が硬く内部に厚みを増してしまうと、動脈硬化のリスクが高くなりますし、血栓によってつまり血管が破れてしまえば大出血となります。
これを予防してくれるのがフラボノイドです。

コマーシャルなどを見ているとウコン茶はお酒を飲むときに効果的なお茶というイメージがあります。
でもそうではなく、年齢を重ねたアンチエイジング世代にも効果的なお茶ということが成分の働きを見ると理解できるのです。
ストレスによって弱くなってしまった胃にも効果的なので、アンチエイジング世代にも利用してほしい健康茶の一つです。