炭酸水で簡単アンチエイジング
炭酸水は、飲み物として知られていますが、顔のパックに利用されることもあります。
ここでは、飲用とそれ以外に分けて炭酸水の効用を説明します。
飲み物としての炭酸水は、大きく3つの効用があります。
血行促進と食欲抑制、消化器官の運動促進です。
最初は血行促進についての説明です。
これは、炭酸ガスを飲みますと血液中の炭酸ガス濃度が上がりますので、結果的に酸素濃度が下がります。
これによって体は、酸素をより多く供給するために血管を開き血流を多くします。
このために血行が良くなるわけです。
血行が良いという事は新陳代謝が活発になりますから、体の再生が早くなりアンチエイジング効果が期待できることになります。
食欲抑制は、主にダイエットと関係してきますが、炭酸水を食前に飲むことで胃の中に一定量の炭酸水が留まりますので、食事の量が少なくても満腹感が得られます。
このために摂取する総カロリーが少なくなりダイエットできるというわけです。
ダイエットもアンチエイジングには重要な要素です。
消化器官の運動促進は、炭酸水を飲むことで胃などの消化器官が炭酸の刺激を受けます。
この刺激が直接の原因となって胃腸の働きを促すというわけです。
これは、便秘などの症状改善に効果があります。
このように老廃物を早めに排出することは、アンチエイジングにも寄与します。
次に、顔のパックなどをする時に炭酸水を利用した時の効能を説明してみます。
ひとつは、飲用の時と同じ理屈ですが、皮膚から吸収された炭酸ガスは、血液中に溶け込みますので、これによって血行が良くなります。
もうひとつは、炭酸ガスは皮膚の老廃物である古くなった角質や余分な脂分に吸着する性質があるという事です。
これによって、パックをした後では、顔の表面から汚れが取れてすべすべの肌になります。
血行促進とあわせて新陳代謝が活発になりますので、若々しい肌が取り戻せます。
このように炭酸水には、アンチエイジングにとって有効な性質がありますから、今では様々に製品化されたものが販売されています。